2015年4月から始めた私の被爆体験伝承講話は、先日4月16日で75回、
合わせて1153人の平和資料館来場希望者に、三人の被爆者の体験と願いを伝えることができました。
私のこの行動は、核兵器廃絶、にどれほどの意味があるのか。
NHK朝ドラのやなせたかしさん、彼のアンパンマンは「ぼくの顔をお食べよ」と言います。
その言葉でひもじさ、飢えが世の中ら消えることも終わることもありません。
でも、アンパンマンスピッリトを誰かが受け継ぎ、誰かのこころに共振している、
は確かである、と私は思います。
アンパンマンの一片のパン、
森の火事を消そうとするはちどりの水の一滴、
中村哲・ペシャワール会と支援者の一隅の灯、
それに繋がるあなたのわたしの行動、まだまだあるでしょうね。
どんな実をむすんでいるのか、どんな実をむすんでいくのか、
分かりません。私の伝承講話、笑いつつ、11年目に入ります。
写真は、毎水曜日正午から1時間の祈り・黙想の場からの原爆ドームです。